まあ、最近といっても1年前ですけど・・
高校の頃までは、なんだかんだ漫画を読んでいたけど、大学生になってからすっかり漫画を読まなくなったねえ。大学時代は競馬ばかりやっていたから『競馬ブック』が愛読書だったし(汗)。また、特に20代、30代の頃はビジネスに関連する図書(特に筆者は技術職なので)ばかり読んでいて、おかげで本棚はそんな本ばかりになっている(おそらくもう読むことはないと思うけど)
但し、ここ数年は、少しばかり漫画やアニメに目を通すようになった。というのも、ある程度そういう知識も持たないと人と会話してもまるで盛り上がらないということもあるのと、世間の話題についていけなかったりするので、とりあえず見ておこうかという部分もあったりする。『アナと雪の女王』はまさにそのパターンだった。
そんな中で最近全巻読んだ漫画は、『この世界の片隅に』『課長島耕作』『34歳無職さん』そして今回紹介する『岡崎に捧ぐ』の4つ。『3月のライオン』は途中まで読んだけど、最近は読んでません。
中でも、久々に"購入したい"と思わせたのが『岡崎に捧ぐ』。
山本さほ氏については全然知らない漫画家さんだったけど、ちょうど1年前に、世間を賑わせた「世田谷M山事件」で、ネットに名前が出てきて初めて知った。その、世間を賑わせるきっかけとなったのが、事の顛末を漫画にしてツイッターにあげたこの漫画。
区役所と仕事したまんがです。 pic.twitter.com/dIjeba0dix
— 山本さほ (@sahoobb) October 2, 2018
この漫画を読んで、不謹慎だけどなんか面白いと思って、ネットで検索していたら、同じくツイッターで、『ひまつぶしまんが』という読み切り漫画を投稿していて、これが完全に自分のツボにはまってしまった。
ひまつぶし漫画はまとめサイトでも紹介されているので、全部みたい人はそちらを参照。
ということで、『岡崎に捧ぐ』『無慈悲な8bit』『山本さんちのねこの話』1式まとめ買いしました(笑)。
『岡崎に捧ぐ』は、山本さほ本人と友人の岡崎さんとの友情をまとめた「自分史」的な漫画で、1巻が小学校編、2巻が中学校編、3巻が高校編、4巻が美大予備校・フリーター編、5巻がアパレル店長編となっており、それぞれの成長過程もわかりやすくまとめられている。
ネタバレになるのであまり詳細は語らないけど、個人的なおすすめは5巻のアパレル店長編で、特にビジネスマン必見だと思う。アパレル業界の実態が非常に詳細に記されており、結構勉強になります。
キーワードは、「クレーム対応」「セット率」「カードエラー」。専門用語も楽しくわかりやすく解説しています。しかしアパレル業界はなかなか大変だねえ。
こういうビジネス向けの漫画を出してくれたら絶対買う人いると思う。山本さほ氏本人は、ゲーム好きとのことだが、アパレル関係で良いのでビジネスマン向け漫画を書いてくれると絶対購入すると思う。
※余談ですが、5巻で出てくる「こうのさん」は結構好きなキャラだったりします。