先月末研修で京都に行ったことをブログに書いたが、行った先は京都造形芸術大学で、社会人向けの公開講座に参加しておりました。
この大学は、社会人向け公開講座が充実していて、いわゆる「学び直し」をするには非常に良い大学だと思う。
自分の出身は立命館大だけど、卒業後京都造形芸大の通信教育を受けた時期があり、それ以来社会人になってからは京都造形芸大に結構通っていたりします。
藝術学舎 | 京都造形芸術大学がおくる社会人のための公開講座
社会人になると、ビジネス研修だのセミナーだのいろいろ参加することも多いと思うが、芸大の場合はいわゆる座学だけではなく、実習や施設見学なども多く、いわゆる非公開の場所に入れてもらえるケースも多く、また講師(大学教授など)によるガイダンスもあり、興味のある分野であれば非常に面白い内容となっている。
講義の場所も、大学のある京都だけでなく、大阪と東京でも講座が開設されており、好きな場所で講義を受けることもできるので良い。
当然芸大なので、スケッチやデッサンの授業を受けることもできます。(参加したことないが、ヌードデッサンの授業なんかもあったのでは)
そういえば、会田誠氏の授業でトラブルがあったのもこの大学だったりします。
立命館も良い大学だが、正直あまり学んだ記憶はない(単に勉強しなかったのもあるが)。しかし芸大って憧れるよねー。堅苦しくないし、何よりものづくり、クリエイティブなことができるのが良い。こじんまりとしているのも良い。そして京都に大学があるというのが良い。
個人的には、東京の浜離宮で3日間スケッチをする授業に参加したのが良い思い出である(3日間かけて梅の木を描いてました)。
せっかくなので、京都造形芸大キャンパスを紹介します。
京都の東、北白川にキャンパスはある。結構周りはおしゃれな界隈だが、公共交通機関のアクセスは正直良くない。
大階段を上ってメインの建物にアクセスする。
自分はドラマを見ないのであれだが、いろいろドラマの舞台にもなっているそうで(科捜研の女?)
見下ろすと相当急な階段なのがよくわかる。
上からの西の方を向いた眺望。
方角的には、下鴨神社(糺の森)あたりを向いていると思う。
ところで、京都造形芸大の名称変更が話題となっていますが、個人的には名称を変える必要はないと思うんだけどねえ。
「京都造形芸大」で結構名前も浸透してきていると思うのだが、どうなんだろう。
一言で言うと、「売名行為」だと思うのだが、やり過ぎのような気もする。
せっかくいい大学なのだから、余計なことはしない方が良いと思う。